井上尚弥はシーサケットを「視界に捉えた」 海外から激突待望論「大勝負が期待」
ボクシングのWBOスーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(米カリフォルニア州)で6度目の防衛に成功した井上尚弥(大橋)。米デビュー戦で衝撃的な圧勝を飾ったが、海外メディアではWBC同級タイトルマッチで世界1位の英雄ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)を圧倒した王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)を「視界に捉えた」と報じられ、評価を一気に高めている。
「本当の輝きを放った新星」…衝撃の米デビューで王者シーサケットと激突に期待の声
ボクシングのWBOスーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(米カリフォルニア州)で6度目の防衛に成功した井上尚弥(大橋)。米デビュー戦で衝撃的な圧勝を飾ったが、海外メディアではWBC同級タイトルマッチで世界1位の英雄ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)を圧倒した王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)を「視界に捉えた」と報じられ、評価を一気に高めている。
井上が王座を防衛した日、もう一つの衝撃がボクシング界に走った。井上が防衛したリングで、シーサケットが圧巻の強さを披露。3月の前回対戦では僅差の判定勝ちとなったタイのファイターは元4階級制覇の猛者ゴンザレスを4回TKOで打ち破った。
スペイン地元紙「AS」はゴンザレス敗戦を特集。「レジェンドが床で動けなかった。2度目の敗北。今回は議論の余地はない。かつての王者には困難な未来が待っている」と報じる一方、この夜に一気に名声を高めた日本人の存在を紹介している。
「メキシコ人のエストラーダはタイ王者への正式な挑戦者候補になったが、本当の輝きを放ったのはボクシングのメッカデビューの新星だった。ナオヤ・イノウエだ。24歳の日本人は世界戦に8回登場。13勝0敗で11KOだ。恐ろしい」