【名珍場面2019】ワイルダー、戦慄の“126秒失神KO”が再生900万超 海外衝撃「彼は恐ろしい」
12月を迎え、様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2019」。今回は5月にボクシングのWBCヘビー級タイトルマッチでデオンテイ・ワイルダー(米国)が演じた衝撃の126秒KOだ。同級4位ドミニク・ブレアジール(米国)に初回KOで下し、9度目の防衛に成功。戦慄の右ストレートを炸裂させ、挑戦者を失神させた。衝撃シーンを米メディアが動画付きで公開すると、再生回数は900万回を突破するなど、ボクシング界を震撼させた。
「スポーツ界の名珍場面総集編」―5月にヘビー級V9を達成した衝撃の一戦
12月を迎え、様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2019」。今回は5月にボクシングのWBCヘビー級タイトルマッチでデオンテイ・ワイルダー(米国)が演じた衝撃の126秒KOだ。同級4位ドミニク・ブレアジール(米国)に初回KOで下し、9度目の防衛に成功。戦慄の右ストレートを炸裂させ、挑戦者を失神させた。衝撃シーンを米メディアが動画付きで公開すると、再生回数は900万回を突破するなど、ボクシング界を震撼させた。
たった一撃で100キロ超の巨体を沈めた。初回2分過ぎ。ワイルダーはワンツーで右ストレートを放った。強烈な一撃が相手の顔面を直撃。すると、次の瞬間だ。ブレアジールは全身の力が抜けたように腰から崩れ、仰向けに大の字に倒れた。騒然とする会場。焦点が定まらない視線でレフェリーを見つめた挑戦者は身を起こそうとしたが、非情の10カウントが数えられた。
レフェリーに抱えられたブレアジールは足元がおぼつかず、衝撃の大きさが窺い知れる。そんな中、たった126秒で決着させたワイルダーは、筋骨隆々の肉体を誇示するように両手を広げ、会場の熱狂に応えた。米スポーツメディア「ブリーチャーリポート」公式ツイッターは「ワイルダーが1ラウンドで眠らせる」とつづり、実際のシーンを公開すると瞬く間に映像は拡散された。
「なんてこった」
「ワンパンマン」
「彼は恐ろしい」
「彼はビーストだ」
「こうなると思っていた。ワイルダーはモンスターだ」
「素晴らしい!」
「起きて! 起きて!」
「ワオ。おやすみなさい」
コメント欄では、衝撃を受けた海外ファンの声が殺到し、再生回数は1日足らずで900万回を突破。この日はWBSS準決勝でWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)の259秒KOもボクシング界にインパクトを放っていたが、ワイルダーの戦慄の126秒KOもファンを熱狂に巻き込んだ。
さらに記憶に新しい11月の同級3位ルイス・オルティス(キューバ)を圧巻の7回KOで破り、10度目の防衛を達成。通算成績を42勝(41KO)1分けとし、強さを見せつけた。向かうところ敵なしのヘビー級の王者は2020年どんな衝撃をもたらしてくれるのか。今から楽しみだ。
(THE ANSWER編集部)