鈴木愛、渋野日向子を抑えて2年ぶり賞金女王「ほっとしてます。昨日はドキドキで…」
女子ゴルフのツアー最終戦・LPGAツアー選手権リコー杯は1日、宮崎CC(6535ヤード、パー72)で最終日が行われ、12位から出た賞金ランクトップの鈴木愛は6バーディー、2ボギーの通算5アンダーに伸ばし、5位に浮上。2年ぶりの賞金女王に輝いた。渋野日向子、申ジエと繰り広げた三つ巴の最終決戦で意地を見せた。
渋野、申ジエとの三つ巴を制して戴冠果たす
女子ゴルフのツアー最終戦・LPGAツアー選手権リコー杯は1日、宮崎CC(6535ヤード、パー72)で最終日が行われ、12位から出た賞金ランクトップの鈴木愛は6バーディー、2ボギーの通算5アンダーに伸ばし、5位に浮上。2年ぶりの賞金女王に輝いた。渋野日向子、申ジエと繰り広げた三つ巴の最終決戦で意地を見せた。
ホールアウト後にモニターで最終組の行方を見守り、賞金女王が決まると無数のフラッシュを浴びて安堵の笑みを浮かべた。テレビのインタビューに応じた鈴木は「ほっとしてます」と安堵。「1回目も難しかったけど、2回目は1回目の緊張感を味わったので、またそれを味わうと思っていた。昨日はドキドキしながら寝ました」と振り返った。
今季は渋野が全英女子オープンを制し、一躍、トップ戦線に躍り出た。「(ケガで)休んでいる間は本当にゴルフのことを見ていない。情報を知らずに逆に良かった」と鈴木。「1か月休んで、体の大切さがわかった。ケガもあって、休むことが大切と知った。ゴルフ以外も知るいい時間だった」と逆境も糧にする強さがあった。
「明日はゴルフですか?」と振られた鈴木は「明日は休みます」と笑顔。苦しみながら掴んだ2年ぶりの戴冠となり、歓喜が表情ににじんだ。
(THE ANSWER編集部)