親友対決でV 全米OP決勝、「18秒の抱擁」に世界が感動「涙なしに見られない」
敗戦キーズの思い「誰かに負けることが決まっていたなら、その誰かが彼女であって嬉しい」
「今日より良い自分になれることなんてないんだから。本当に信じられない。23歳の時に手術を受けたけど、誰かその時の自分に伝えてほしい、あなたは全米オープンで優勝するのよって。『そんなことあり得ないわ』って、当時の私は言い返すだろうけど。信じられないような旅だった。正直、まだ実感が湧いていないわ」
一方、キーズも「私にとってスローンは最も大好きな人の1人」と話し、思いを明かしたという。
「彼女がコートに帰ってきたことは、本当に特別なこと。自分自身に関しては今日ベストのテニスができなかったし、がっかりしている。だけど、もし今日という日は誰かが私を打ち負かすことが決まっていた日だったのだとしたら、その誰かが彼女であったことを嬉しく思う」
ケガを乗り越えて四大大会のファイナルに辿り着いた親友を心の底から祝福していた。
大会公式ツイッターも「ネット越しの美しき瞬間 スローン・スティーブンスとマディソン・キーズ」と動画付きで紹介。すると、世界のファンから感動の声であふれ返った。