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意外な2種類のハカの使い分け NZ選手が明かす実情「皆が思うような理由ではないよ」

カ・マテが使われることが多いシンプルな理由

 カ・マテにするのか、カパ・オ・パンゴにするのか――。意外にもあっさりと決められているのだと明かしている。

 ではなぜ、カ・マテが選択されることが多いのか。その理由についてもスミスは説明している。

「もし新しいメンバーが加入したら、我々は『カパ・オ・パンゴ』はやらないんだ。その理由はその新人がプレーとハカをすることに圧倒されて、緊張して縮こまってしまわせないようにしたいからさ」

 さらに両方の知名度の差にも関係しているという。

「ニュージーランド人は『カ・マテ』を飲んだ時や、子供のころにみんなやっている。パーティーの時も。だから我々は『カ・マテ』をよく知っている。だけど『カパ・オ・パンゴ』はちょっと困らせるものなんだ」

 ニュージーランドでは一般的にもハカは広く知られ、子どもたちでも踊れるのだというが、これは馴染みのあるカ・マテだけ。そのため、新たな選手が加入して、すぐに「カパ・オ・バンゴ」を習得するのはハードルが高くなってしまうようだ。

 ハカのチョイスは驚くほどシンプルな理由だった。

(THE ANSWER編集部)

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