八村塁、6得点6リバウンドでチームの連敗ストップに貢献 4戦ぶりに第4Qもプレー
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が27日(日本時間28日)の敵地サンズ戦に開幕16試合連続でスタメン出場。ロード4連戦の2戦目に31分間出場し6得点、6リバウンド、2ブロックをマーク。チームは140-132で勝利し、連敗を2で止めた。
ロード4連戦の2戦目、サンズ戦で16試合連続のスタメン出場
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が27日(日本時間28日)の敵地サンズ戦に開幕16試合連続でスタメン出場。ロード4連戦の2戦目に31分間出場し6得点、6リバウンド、2ブロックをマーク。チームは140-132で勝利し、連敗を2で止めた。
前日のナゲッツ戦に続き、バック・トゥ・バックでサンズと対戦したウィザーズ。巻き返しを狙った八村だったが、第1クォーター(Q)は相手にチャンスを与えてもらえず。ブラッドリー・ビールとのピックアンドロールとみせてスリップしてボールを要求するも、ビールにダブルチームで対応してきたサンズディフェンスを前に、パスを通すことができない。
結局フィールドゴールを1本放つにとどまった八村は第1Q無得点。これは6日のペイサーズ戦、17日のマジック戦に続いて今季3試合目だった。それでも、この日のウィザーズは前日(26日)とうって変わって3Pシュートが絶好調。第1Qでは5本すべてを沈めた。
第2Q残り6分53秒からコートに戻った八村。フランク・カミンスキーのシュートに対応。今季2本目となるブロックを記録した。その後もリッキー・ルビオのオフェンシブファウルを誘うと、イシュ・スミスのアシストからダンクを叩き込んだ。再びダンクを狙った場面でデビン・ブッカーのブロックに合い、しばらくフロアから起き上がらず、周りをヒヤリとさせたもののその後もプレー続行。チームはサンズとのハイスコアリングゲームを74-69とリードして試合を折り返した。
ウィザーズは第3Q開始からエンジン全開。この日、好調の3Pを中心に攻め立て、最大21点差のリードを得る。しかし好調のチームとは裏腹に波に乗れない八村はゴール下を強引に攻めるもシュートがリングを通過しない。それでも果敢にブロックを試みるなど、スコット・ブルックスHCが前の試合におけるチーム全体の反省点に挙げていたフィジカルなプレーで、チームに貢献しようとする姿が見られた。
その姿勢が実ったのが第3Q残り3分16秒。トーマス・ブライアントのパスに反応してゴール下でボールを受けると、ダリオ・サリッチのディフェンスを弾き飛ばしで豪快なダンクを決め、雄叫びをあげた。
ここ3試合第4Qは出番がなかった八村だが、この日は最後までコートに立ち続けた。8試合ぶりに出場時間が30分を超え、チームの連敗ストップに貢献した。
(THE ANSWER編集部)