井上尚弥、衝撃のV6に米国も絶賛の嵐「まさに『怪物』の名の通りの結果だ」
米専門誌も称賛「間違いなくボクシング界屈指のボディパンチャーだ」
米ボクシング雑誌「The Ring」は公式サイトで「彼は素晴らしいアスリートであり、卓越したバランスと鋭い反射神経を備えている。俊敏で、正確なパンチを繰り出し、試合の流れをいかにコントロールするかも分かっている。力強さもあるが、決してワンパンチでKOを奪うタイプではない」と分析し、さらに24歳の天才ボクサーにこう賛辞を送った。
「間違いなくボクシング界屈指のボディパンチャーだろう。アントニオ・ニエベスとの一戦はこういった要素が結実した結果だ」
ESPNの記事では、通訳を通じて「自分のパフォーマンスに満足しています」と語ったという井上。「アメリカで試合ができて、とても嬉しく思います。また近いうちにここに戻ってきたいです。相手が誰であっても戦いますし、可能な限り早く行いたい」と意欲を燃やしたという。
さらに、自身のツイッターではファンに感謝を述べ、「まだまだこんなもんじゃないボクシングを見せていけたらと思います! 夢見る景色へ!!!」とチャンピオンベルトを巻いた写真など3枚の画像とともに思いをつづっている。
記事では、井上は2012年のプロ転向時から天才と見られてきたことを紹介。過去の戦歴やタイトルを振り返り、功績をたたえている。米国でも、そのポテンシャルを遺憾なく発揮した井上。この男の勢いは当面、止められそうにない。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer