八村塁、日本メディア急過熱に米紙注目「報道陣の大群はオオタニを追っていたが…」
米プロバスケットボール(NBA)で日本人初のドラフト1巡目指名されたウィザーズ・八村塁。開幕戦でいきなりスタメンデビューを飾り、鮮烈なインパクトを見せつけたが、活躍とともに過熱する日本メディアを米地元紙はクローズアップ。「ショウヘイ・オオタニを追っていたが、ハチムラも今、同じような扱いを受けている」と紹介し、アジアが誇るNBAスターのデビュー当時になぞらえている。
ヤオ・ミンのNBAデビュー当時を彷彿「八村も今、大谷と同じような扱い」
米プロバスケットボール(NBA)で日本人初のドラフト1巡目指名されたウィザーズ・八村塁。開幕戦でいきなりスタメンデビューを飾り、鮮烈なインパクトを見せつけたが、活躍とともに過熱する日本メディアを米地元紙はクローズアップ。「ショウヘイ・オオタニを追っていたが、ハチムラも今、同じような扱いを受けている」と紹介し、アジアが誇るNBAスターのデビュー当時になぞらえている。
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7日付で掲載した地元紙「ワシントン・ポスト」は「日本では、バスケットボールの人気は相撲や野球以下だ」と紹介した上で「しかし、日本のメディアの大群はここ2年間、野球界のスター、ショウヘイ・オオタニを追っていたが、ハチムラも今、同じような扱いを受けている」と紹介。日本メディアの過熱ぶりはエンゼルス・大谷翔平に匹敵すると評している。
記事では「この日本の強烈な関心は中国のスターのヤオ・ミンの2002年のNBAルーキーシーズンを彷彿させる」と回想。当時の報道として、シーズン第3戦に10人の中国人記者が訪れ、9の中国放送局と18の海外放送局が放送したことを紹介。「ヤオのヒューストンでの殿堂入りに相応しい活躍は中国国内のNBAに対しての大きな興味をもたらした」と記している。
姚明といえば、NBAオールスターに8度出場し、着用していたロケッツの背番号11は永久欠番となっているアジアのレジェンド。記事では「それから17年後の10月30日、ハチムラがロケッツを相手にしたホームデビュー戦ではNBAは38の取材許可証を日本のメディアに対して発行した」とも紹介し、当時を思い起こさせるようなフィーバーぶりだったと伝えている。
記事の掲載以降も八村は活躍を続け、開幕11試合連続スタメン中。今季デビューしたルーキーの中でもトップレベルの活躍を演じ、連日、日本メディアを賑わせている。新たな日本人アスリートの米挑戦で盛り上がる様子に、現地のメディアも興味深く見つめているようだ。
(THE ANSWER編集部)