伊藤美誠、中国の元世界1位撃破V ITTF称賛「中国の精鋭にとって最大の脅威に」
卓球のワールドツアー、オーストリア・オープンは17日(日本時間18日)、女子シングルス決勝で世界ランク7位の伊藤美誠(スターツ)が同4位の朱雨玲(中国)を4-1で下し、今季ツアー初優勝を果たした。国際卓球連盟(ITTF)公式サイトは「ここ数年、中国の精鋭たちにとっての最大の脅威に」と称賛している。
世界4位・朱雨玲を破って今季ツアー初V、国際卓球連盟「3度目の正直!」
卓球のワールドツアー、オーストリア・オープンは17日(日本時間18日)、女子シングルス決勝で世界ランク7位の伊藤美誠(スターツ)が同4位の朱雨玲(中国)を4-1で下し、今季ツアー初優勝を果たした。国際卓球連盟(ITTF)公式サイトは「ここ数年、中国の精鋭たちにとっての最大の脅威に」と称賛している。
伊藤は第1ゲームを11-5で先取。第2ゲームはデュースの末に16-18で落としたが、動じなかった。第3ゲームは11-7、第4、5ゲームは13-11、12-10でデュースで勝負強さを発揮し、元世界1位を退けた。ITTF公式ツイッターは「彼女はやり遂げた」とつづり、第2ゲームで激しいラリーの応酬の末に台の隅に完璧に打ち込んだフォアハンドを動画付きで公開した。
また、ITTF公式サイトは「日本の10代スター、ミマ・イトウが2019年ITTFワールドツアープラチナ・オーストリアOPで勝利」と見出しを打って特集。「日本の19歳のスーパースター、ミマ・イトウが女子シングルスにおいて、待ち望んでいた優勝を収めた」と伝えた上で「3度目の正直!」と10月の2大会で準優勝に終わりながら演じた優勝を称えた。
別の記事では「イトウはここ数年、中国の精鋭たちにとっての最大の脅威となっている」と指摘。唯一、10月の2大会ともに決勝進出したことを挙げ、卓球王国のライバルになっていると認めた。今大会で東京五輪代表を当確させた伊藤。来夏に向け、さらに期待が膨らむ優勝となった。
(THE ANSWER編集部)