フェデラー、負けても潔し VSナダルは幻に…「正直、デルポトロの方が勝機ある」
テニスの全米オープンは6日(日本時間7日)、男子シングルス準々決勝で世界ランク3位のロジャー・フェデラー(スイス)がフアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)に5-7、6-3、6-7、4-6で敗れ、今季3度目のグランドスラム制覇はならなかった。
全米OP準々決勝デルポトロに敗戦…4強で黄金対決ならず「準決に自分の居場所はない」
テニスの全米オープンは6日(日本時間7日)、男子シングルス準々決勝で世界ランク3位のロジャー・フェデラー(スイス)がフアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)に5-7、6-3、6-7、4-6で敗れ、今季3度目のグランドスラム制覇はならなかった。注目されたラファエル・ナダル(スペイン)との黄金対決は実現せず。「準決勝に自分の居場所はないと感じているし、正直、彼(デルポトロ)の方がラファを破るチャンスはあると思う」と語った。米地元紙「ニューヨークポスト」が報じている。
09年決勝、大会6連覇の偉業を阻まれた因縁のデルポトロとの再戦でフェデラーは敗れた。
記事では「こういった事は起こり得るし、説明するのは難しい。プレーが悪かったとは思わないが、自分の流れにならなかった」と振り返った。これにより、世界のファンが注目していたナダルとの夢の対決は実現しなかった。「間違いなく悔しい」としながら、セミファイナルに進めなかったことを潔く受け入れた。
「ただ、フアン・マルティンは勝利に値する。準決勝に自分の居場所はないと感じているし、正直彼の方がラファを破るチャンスはあると思う」
このように振り返り、比較すればデルポトロの方がナダルに勝機はあると、勝者を称えていた。