八村塁、バッシュ契約争奪戦に参戦していた日本企業とは? 高校時代愛用メーカーも
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ八村塁は開幕から8試合連続でスタメン出場し、1試合平均13.6点を記録する活躍。オフにはジョーダンブランドと契約したことでも話題を集めた八村だが、その“バッシュ”契約争いに日本企業が参戦していたことを米放送局「ESPN」が明らかにした。
シューズ契約にアシックスとミズノも名乗りを上げていた
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ八村塁は開幕から8試合連続でスタメン出場し、1試合平均13.6点を記録する活躍。オフにはジョーダンブランドと契約したことでも話題を集めた八村だが、その“バッシュ”契約争いに日本企業が参戦していたことを米放送局「ESPN」が明らかにした。
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日本バスケ界の顔が日本企業のシューズを履く可能性があったかもしれない。日本人初のドラフト1巡指名を受けた八村をめぐり、ナイキやアディダスなど大手企業が名乗りを上げていたことが報じられていたが、その争奪戦にアシックスとミズノも参戦していたという。
「ルイ・ハチムラとマイケル・ジョーダンは日本での印象的な計画を持つ」と見出しを打った記事の中で、当初ナイキの子会社であるジョーダンブランドの他に、複数の中国企業、そしてアシックスとミズノを含む7企業が契約を提示していたことを明かした。
日本の2企業が「広大なマーケティングプランと商品のコンセプト、ハチムラを会社の顔にするいくつもの提案」をプレゼンテーションしたことを紹介。また、八村が高校時代にミズノのシューズを着用していたことに触れ、代理人であるジェイソン・ランヌ氏は「本当に素晴らしいプレゼンテーションだった」と話したという。
アシックスとミズノは現在NBAに契約選手を抱えていないため、契約が実現していれば八村は、同社がNBAに進出する上での最高のパートナーになった可能性もある。
最終的にはジョーダンブランドと契約した八村だが、所属しているウィザーズが日本電気(NEC)と国際パートナーシップ契約を結んだように、日本企業の“八村人気”は今後も続きそうだ。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)