崖っぷちの豪州監督「何も変えることない」 批判も一蹴「私はやり遂げてみせる」
オーストラリア代表の指揮を執るアンジェ・ポステコグルー監督への風当たりは強まっているが、自身は「何も変えることはない」とスタイルの不変を貫いている。豪州紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」が報じている。
サッカーW杯最終予選でプレーオフ行き…周囲は批判も強気「スタイルは合っている」
サッカーのロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選は5日、B組のオーストラリアがアウェーでタイに2-1で勝利したが、勝ち点で並んだサウジアラビアに得失点差で及ばず3位。自動出場権を獲得できず、プレーオフに回ることになった。指揮を執るアンジェ・ポステコグルー監督への風当たりは強まっているが、自身は「何も変えることはない」とスタイルの不変を貫いている。豪州紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」が報じている。
放ったシュートは45本。しかし、ネットを揺らしたのは2本だけ。最少得点差に終わり、ライバルのサウジアラビアが日本に1-0で勝ったため、得失点差により無情にも自動出場権を逃した。
A組3位シリアとのプレーオフに回ることが決定。W杯出場はイバラの道となり、崖っぷちに追い込まれた。ポステコグルー監督への批判の声も強まっているが、記事では「周囲の風当たりは強くなっている。だが、彼自身はそういった周囲の反応に対して動じてはいないと語っている」とし、指揮官の強気なコメントを紹介している。
「そういったことは重要視していない。反応して時間を無駄にするようなことはしたくない」
ショッキングな夜が明け、ポステコグルー監督はこう言い放ったという。