スコットランド協会、WRの罰金処分に反発 最高幹部が徹底抗戦「CASに訴える」
「我々の選択肢にはスポーツ仲裁裁判所に訴えることも含まれている」
「私たちはスコットランドのラグビー界にとって、ワールドラグビーによって直面する困難な問題に対して何がベストな対応なのか、決定しようとしている」
「私たちはスコットランドのラグビー界と我々のチームの正当性を守る義務がある。したがって私たちは、我々の目標を守るために全ての選択肢を模索している。地元の人々と日本にやってきた人の安全性は重きを置かれていたし、安全な環境の下で日本対スコットランドの試合が開催されたのだ」
「我々が決定を下すために並んでいる選択肢の中にはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えるということも含まれている」
到底納得できる処分ではないと主張。スポーツ仲裁裁判所へ訴え、裁定を仰ぐという手段に出る可能性も示唆している。
記事では補足として、「彼ら(ドッドソン氏とスコットランド協会)は7万ポンドの罰金を払い、謝罪することで、このにらみ合いを終焉に持ち込み、自己中心的な人間であったという悪い評判と商業的ダメージを最低限に収める。もしくはそのスタンスを問題にするまでもないというスコットランド国内の声を基に闘争を続け、時間とお金を浪費するというダメージを受けるかの2択である」と記している。
歩み寄るどころか、徹底抗戦の構えすら示しているドッドソン氏。最終的な落としどころは見つかるのか。日本列島を歓喜の渦に巻き込んだスコットランド戦からまもなく1か月だが、結末は見えてこない。
(THE ANSWER編集部)