八村塁、21得点の躍動 前半FG成功100%、球宴出場5度名手に臆せず チームは2連敗
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が8日(日本時間9日)の本拠地キャバリアーズ戦に8試合連続でスタメン出場。前の試合では、NBAキャリア初の無得点に終わった八村だったが、この日は攻守両面で存在感を放ち、自身2度目の20点超えとなる21得点を記録。チームは100-113で敗れ、2連敗となった。
名手ラブとマッチアップも攻め立て得点量産
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が8日(日本時間9日)の本拠地キャバリアーズ戦に8試合連続でスタメン出場。前の試合では、NBAキャリア初の無得点に終わった八村だったが、この日は攻守両面で存在感を放ち、自身2度目の20点超えとなる21得点を記録。チームは100-113で敗れ、2連敗となった。
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この日はオールスター出場5回を誇る、リーグ屈指のPFケビン・ラブとマッチアップした八村。第1クォーター(Q)から臆することなく積極的に攻め立て、得点を重ねる。
第2Qには豪快なダンクで会場を沸かせた八村。ディフェンス面でもラブに仕事をさせない。前半終了間際に怒涛の得点ラッシュを見せた八村は、7本中すべてのフィールドゴールをリングに沈め、前半だけで15得点の活躍。しかしチームは相変わらず波に乗れず、前半残り3分41秒の地点ですでに11回のターンオーバーを記録するなど、52-67とリードを許して試合を折り返した。
後半に入ってもこの日の八村は止まらない。序盤にはラブに立て続けに得点を許す場面こそあったものの、この日2つ目のスティールを記録。積極的にリングへ迫って得点を挙げれば、シュートと見せかけた冷静なパスで、トーマス・ブライアントの得点をアシストなど、チームの攻撃を支えた。さらに、第3Q残り3分11秒でブラッドリー・ビールとのピック・アンド・ロールからダンクを決めると雄叫び。自身2度目となる20得点の大台突破。会場もこの日一番の歓声が上がった。
八村のダンクから始まった流れに乗ったウィザーズが、怒涛の追い上げを見せて、84-88の僅差で試合は第4Qへ。しかし、最後はキャバリアーズが意地を見せ、振り切った。八村は自己最多23得点に迫り、チーム2位の21得点をマーク。3アシスト、7リバウンドと攻守で活躍を見せたが、チームは2連敗となった。
(THE ANSWER編集部)