ナダル、試合中に過剰なストレスのなぜ? 快進撃も苦悩吐露「言いたいことがある」
王者が感じるジレンマ、「タフな接戦での敗北の積み重ねがストレスの負荷」に…
「そのタフな接戦での敗北の積み重ねは、試合中の自分に少しずつストレスの負荷をかけている。理由はそれだけだよ。テニスのレベルの面においては、僕はそこまで悪くなかった。そうだろう? だが、完璧ではないのが実情だ。毎試合、その少しのズレが生じている」
大会前の練習では好調を維持していたが、直近の大会では接戦の末に敗れていたことが、試合になると重圧になってのしかかるようだ。それでも、記事ではジレンマを振り払い、前向きに戦おうとする面ものぞかせている。
「今日は本当にポジティブな試合だった。これを他の試合でもできることなんだ、と自分に言い聞かせている。戦い続け、今日の自分に打ち勝つことが目標なんだ。明日も最高の練習をして、試合に備えるよ」
最後はこう語ったというナダル。準々決勝では19歳の新鋭アンドレイ・ルブレフ(ロシア)を迎え撃ち、勝てばロジャー・フェデラー(スイス)との黄金カードが準決勝で対戦する可能性もある。
果たして、のしかかるストレスを振り払い、ナダルは夢の対決を実現できるだろうか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer