「日本のプレーは至高だった」 英記者座談会5人全員が「最高の試合」に日本戦選出
ベストトライに稲垣の一撃「日本の力強いチーム力によるトライ」
ブル記者は「台風第19号が過ぎ去った後の一戦。両チームとも準々決勝進出を争っていたが、日本にとってはよりインスピレーションに満ちたかけがえのないものだった」と言えば、マーハ記者は「日本は30分間、この世のものとは思えないプレーをし、スコットランドは反撃に転じ、あと少しのところで捕えかけた。すべてが終わった後、それは素晴らしいものだった」と称えた。
トリー記者は「試合結果のみならず、20分間、あまり日本は無敵だった。インスピレーショナル」と称賛した一方で、ポール・リーズ記者は日本が大金星を挙げたアイルランド戦を選出。なんと参加者5人すべてが日本戦を選出するという高評価だった。
さらに、今大会のベストトライでもブル記者はスコットランド戦で稲垣啓太が決めた一撃を選出。「ほかにも単独で決めた素晴らしいトライはあるが、これは日本の力強いチーム力によるトライ。4人の選手、3本のオフロードパス、7回タックルを跳ね返し、そしてプロップが決めた」と称えた。
キットソン記者が「最高の瞬間」のお題で「日本がアイルランドを負かした瞬間。開催国はフィールドの内外両方で完璧だった」とするなど、母国大会を盛り上げた日本はラグビー母国の記者の間で称賛の的になっていた。
(THE ANSWER編集部)