NZ敗因は選手のSNS発信癖? 母国メディアが疑問視「SNSに憑りつかれ集中を奪った」
「SNSはプロスポーツ界の新たな問題の可能性」と指摘
自国選手は積極的な更新で世界中のラグビーファンに話題を提供する一方、イングランドと南アは大会中にあまり更新することはなかったと指摘。特に南アフリカは規律を設けていた様子で、記事では「優勝した南アフリカのラッシー・エラスムスは優勝するまで選手にソーシャルメディアの使用を控えさせた。今やチームは誇り高く喜ぶことができるようになった」と報じている。
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南アフリカのコリシ主将はSNS禁止に踏み切ったエラスマスHCに感謝していたという。「過去にはソーシャルメディアやいろいろなものを活用し、自分たちというものを確立しようとした。彼は自分たちに対して、地に足をつけるようなことをしてくれた。こう言ったんだ。まずはプレーだ。全てはそこから付いてくる、とね」とのコメントを紹介している。
大会中にSNSで自分たちをいかに発信していくかという雑念を取り除いたことは、選手のメンタル面にも大きく影響したと優勝キャプテンもみているようだ。記事では「ソーシャルメディアはプロスポーツ界の新たな問題となっている可能性はある。指導者も優秀なチームが成功するための集中を妨げないように、禁止し、取り締まり、指導する必要もある」と提言していた。
(THE ANSWER編集部)