ナダルVSフェデラーは「運命の瞬間」 準決激突に米注目「残された主役は二大巨頭」
テニスの全米オープンは2日(日本時間3日)、男子シングルス3回戦で世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)と同3位のロジャー・フェデラー(スイス)がそろって16強進出を決めた。故障者で欠場が相次いでいた今大会で順当な勝ち上がりを演じ、準決勝で対決する可能性がある両雄について、米地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「着実に運命の瞬間へ近づいている」と大注目している。
全米OPで16強進出、順当なら準決勝で激突へ…米紙「着実に運命の瞬間近づいている」
テニスの全米オープンは2日(日本時間3日)、男子シングルス3回戦で世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)と同3位のロジャー・フェデラー(スイス)がそろって16強進出を決めた。故障者で欠場が相次いでいた今大会で順当な勝ち上がりを演じ、準決勝で対決する可能性がある両雄について、米地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「着実に運命の瞬間へ近づいている」と大注目している。
ナダルは同59位のレオナルド・メイヤー(アルゼンチン)に3-1で逆転勝ち。体勢を崩されながら左手一本で強烈ストレートを炸裂させ、その模様が大会公式ツイッターで紹介されると「獣のようなショット」「こんなショットできるのはナダルだけ」と世界のファンから称賛するなど、鮮烈なインパクトを残していた。
一方、フェデラーはフェリシアーノ・ロペス(スペイン)に3-0でストレート勝ち。危なげなく、16強進出を決めていた。「ロジャー・フェデラーとラファエル・ナダルは着実に運命の瞬間へ近づいている」と報じた記事では「彼らは互いに引き寄せられる」と評し、順当にいけば準決勝で相まみえることを伝えている。
ナダルは接戦となったメイヤー戦について「このような試合は必要だ。接戦を演じる機会を今持てることは、自分の調子を上げていくことにもつながる。僕の目標はこの大会で2週間を過ごすこと。それが最も大事なことだ」と話したといい、記事では要所で勝負強さを発揮し、調子は順調に上向いていると分析している。