ナダル大興奮 異次元の“獣ショット”に世界が驚嘆「別の世界から来た存在だ」
テニスの全米オープンは2日(日本時間3日)、男子シングルス3回戦で世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)が同59位のレオナルド・メイヤー(アルゼンチン)に6-7、6-3、6-1、6-4の逆転勝ち。2年連続の16強入りを果たしたが、3時間を超える死闘で、これぞ王者というスーパーショットを披露。大会公式ツイッターが「全員にとって天下一品…しかし、ナダルにとっては普通のこと…」と動画付きで紹介すると、ファンから「獣のようなショットだ」「こんなショットできるのはナダルだけ」と称賛が殺到している。
メイヤー戦に体勢を崩しながら強烈ストレート…ファン「獣のようなショットだ」
テニスの全米オープンは2日(日本時間3日)、男子シングルス3回戦で世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)が同59位のレオナルド・メイヤー(アルゼンチン)に6-7、6-3、6-1、6-4の逆転勝ち。2年連続の16強入りを果たしたが、3時間を超える死闘で、これぞ王者というスーパーショットを披露。大会公式ツイッターが「全員にとって天下一品…しかし、ナダルにとっては普通のこと…」と動画付きで紹介すると、ファンから「獣のようなショットだ」「こんなショットできるのはナダルだけ」と称賛が殺到している。
やっぱり、ナダルはナダルだった。2-1とリードして迎えた第4セット、第1ゲーム。メイヤーはサーブを放つと、すかさず前進。ナダルのレシーブをクロスに打ち返し、がら空きだった相手コートの左サイドを狙った。ナダルにとって絶望的な距離かと思われたが、31歳とは思えない瞬発力を発揮。猛ダッシュでボールに追いつくと、信じられないショットを放った。
前傾に体勢を崩しながら左手一本で放った強烈なストレートは、ネットの外側を巻くような軌道を描き、ベースラインぎりぎりに決まった。
これには観客も大歓声。絶体絶命のピンチを一発ではね返した驚異のスーパーショットとなったが、誰よりも熱狂したのはナダル本人だった。左手で渾身のガッツポーズを炸裂。2度繰り返し、感情を爆発させていた。
熱狂のるつぼに巻き込んだ一打を大会公式もツイッターで速報。「全員にとって天下一品…しかし、ラファエル・ナダルにとっては普通のこと…」と称賛のコメントとともに動画で紹介すると、ファンから驚嘆の声が続々と挙がった。