南アフリカV、黒人初の主将コリシは涙「団結すれば素晴らしい目標達成できると証明」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、横浜国際総合競技場で決勝が行われ、世界ランク3位の南アフリカが同1位のイングランドを32-12で下し、3大会ぶり3度目の優勝を達成した。プレースキッカーを務めるSOハンドレ・ポラードがロングキックを次々と決める“神の足”を披露。7万103人の観客が見守る中、史上最多タイとなる3度目の栄冠を掴んだ。
試合中に涙「我々は多くの問題があるが、素晴らしいチームできた」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、横浜国際総合競技場で決勝が行われ、世界ランク3位の南アフリカが同1位のイングランドを32-12で下し、3大会ぶり3度目の優勝を達成した。プレースキッカーを務めるSOハンドレ・ポラードがロングキックを次々と決める“神の足”を披露。7万103人の観客が見守る中、史上最多タイとなる3度目の栄冠を掴んだ。
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世界のラグビーファンが見守る中、頂点に立ったのは南アフリカだった。前半10分にポラードがペナルティーゴール(GP)を決めると、前半だけで3本に成功。後半も次々とロングキックを決め、得点を加算した。2トライも含め、チームは32-12でイングランドを圧倒。終了目前から途中交代で退いていた主将コリシは嬉し涙を流した。人種問題など様々な課題を抱えたチームで浸った歓喜だ。
南アフリカで黒人初の主将を務めたコリシは試合後、ホイッスルの瞬間の気持ちを問われ「非常に感謝の気持ちが沸いた。いろんな課題、チャレンジがあった中で南アの国民みんなが応援してくれた」と感謝。「我々は多くの問題があるが、素晴らしいチームできた。みんな違うバックグラウンドから集っているが、団結すれば、素晴らしい目標を達成できると証明できた」と語った。
(THE ANSWER編集部)