羽生結弦、海外で「まさにオートクチュール」と称賛された王者の“美しき衣装”とは
フィギュアスケートはグランプリ(GP)シリーズが始まり、本格的なシーズン突入を迎えた。各選手、今季のために工夫を凝らした衣装で演じているが、米国のデザイナー、ニック・べリオス氏はスケートカナダで圧勝を飾った羽生結弦(ANA)のフリーについて「まさにオートクチュールのようなデザインを生み出している」と称賛している。
米デザイナーが高評価「オートクチュールのようなスケーターにぴったりだ」
フィギュアスケートはグランプリ(GP)シリーズが始まり、本格的なシーズン突入を迎えた。各選手、今季のために工夫を凝らした衣装で演じているが、米国のデザイナー、ニック・べリオス氏はスケートカナダで圧勝を飾った羽生結弦(ANA)のフリーについて「まさにオートクチュールのようなデザインを生み出している」と称賛している。
王者がまとう衣装も専門家を魅了していた。定期的に世界のフィギュア選手の衣装を評論し、フィギュアファンにも知られるベレオス氏。様々なコスチュームが氷上を彩る新シーズン、自身のブログで直近の大会に出場した選手をピックアップし、ショートプログラム(SP)、フリーに分けて批評を展開している。
羽生について取り上げた項目ではフリーを高く評価した。昨季に続き「オリジン」を演じるプログラム。寸評では「ユヅル・ハニュウがまとう素晴らしいコスチューム」といきなり高く評価した。「パープルの絶妙な濃淡に美しくカーブしたゴールドのラインストーンのデザイン、ソリッド感と透明感の配置、3D効果を生み出す刺繍……」とポイントを挙げた。
その上で「全てのディティールが、まさにオートクチュールのようなデザインを生み出している。オートクチュールのようなスケーターにぴったりだ」と粋な称賛。スケートカナダは圧巻の演技で同大会初優勝を飾ったが、美しき演技を彩る美しき衣装もまた海外から高い評価を受けている。
(THE ANSWER編集部)