南アフリカがイングランドに12-6で前半リード ポラードがPG4本成功、3度目Vへ前進
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、横浜国際総合競技場で決勝が行われ、世界ランク1位のイングランドが同2位の南アフリカと激突。前半は南アフリカが12-6とリードを奪って、折り返した。
イングランド―南アフリカの決勝は2007年以来
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、横浜国際総合競技場で決勝が行われ、世界ランク1位のイングランドが同2位の南アフリカと激突。前半は南アフリカが12-6とリードを奪って、折り返した。
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44日間に渡る熱戦もいよいよフィナーレを迎えた。2003年大会以来、2度目の優勝を目指すイングランドは「死のC組」といわれた1次リーグで3勝1分け(中止による引き分け扱い)と無敗で1位通過。準々決勝でオーストラリアに40-16で快勝すると、“事実上の決勝”ともいわれた準決勝ニュージーランド戦も19-7で勝利。王者の3連覇を阻止し、2度目の優勝に王手をかけた。
一方の南アフリカは1次リーグを2位で通過すると、準々決勝では日本を撃破。準決勝ではウェールズを19-16で破り、3度目の決勝進出を果たした。
安倍首相や、英国王室のヘンリー王子らも観戦する中で、まずチャンスを得たのは2007年大会以来、3大会ぶりの優勝を目指す南アフリカだ。前半2分に相手のペナルティでショットを選択。敵陣10メートルからのPGをSOポラードが狙ったが、これは右に外れる。それでも9分に得た正面でのPGはSOポラードがしっかりと決めて3点を先行した。
イングランドも反撃。20分には波状攻撃からペナルティを誘い、敵陣22メートルでのPGをCTBファレルが成功させ、3-3と試合を振り出しに戻した。
主導権を奪われたくない南アフリカ。25分にポラードがこの日2本目となるPGを成功させ、6-3と再びリードを奪う。
イングランドは30分、ラインアウトからボールをキープし波状攻撃を開始。フェーズを重ねるが、南アフリカも鉄壁のディフェンスで何度も跳ね返す。それでもペナルティで得たPGをファレルが成功させて、6-6と追いついた。
南アフリカはその直後に再びポラードがPGを決め、9-6とリードを広げた。前半終了間際にも、ポラードがペナルティゴールを決めて12-6として前半を終えた。
南アフリカとイングランドが決勝で激突するのは2007年以来、当時は南アフリカが15-6でイングランドを下している。
(THE ANSWER編集部)