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「日本人は今、ラグビーを愛してる」 エディーHC、古巣のラグビー人気沸騰に感慨

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は今日2日の南アフリカ―イングランドの決勝でフィナーレを迎える。15年大会で日本を率いたイングランドのエディ・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は4年前と現在のラグビー人気を比較し、「壮観だ」「ラグビーファンじゃなかった人も好きになった」と感慨深げに語っている。英公共放送「BBC」が報じている。

イングランドを率いるエディー・ジョーンズHC【写真:荒川祐史】
イングランドを率いるエディー・ジョーンズHC【写真:荒川祐史】

4年間の変化を比較「日本ラグビーの隆盛を見れば、それは壮観だ」

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は今日2日の南アフリカ―イングランドの決勝でフィナーレを迎える。15年大会で日本を率いたイングランドのエディ・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は4年前と現在のラグビー人気を比較し、「壮観だ」「ラグビーファンじゃなかった人も好きになった」と感慨深げに語っている。英公共放送「BBC」が報じている。

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 4年に一度の頂上決戦を前にイングランドもラグビーフィーバーが巻き起こっている。記事によると、エディーHCは「ちょっとしたラグビーフィーバーが起こっているね。しばらくの間、国民の自分たちに対する認識を変える。それは至高の喜びだ」と語ったという。

 03年大会以来の優勝を目指し、無敗で決勝まで駆け上がってきた。準決勝は3連覇を狙ったニュージーランドと対戦。試合前の相手の「ハカ」にV字隊列で対抗し、精神的な優位性を手にすると、開始96秒のノーホイッスルトライに成功する“奇襲”で世界を驚かせた。

 前回、イングランド大会は日本代表を率いたエディーHC。「史上最大の番狂わせ」と呼ばれた南アフリカ撃破で「ブライトンの奇跡」と語り継がれる伝説を残した。今大会は史上初の8強に進出した“古巣”を4年前と比較すると、名将には感じたことがあるという。
 
「日本を振り返ってみる。我々が4年前に成し遂げた地点から日本ラグビーの隆盛を見れば、それは壮観だ。日本の人々は今、ラグビーを愛している。彼らは以前、そうではなかった。ラグビーのプレーを通じて、人々の生活を変えるチャンスがあるんだ。それは贈り物だ。母親が子供に言う、ラグビーをプレーしなさいと。次なるカイル・シンクラーやエリス・ゲンジになりなさいとね」

 サッカー、クリケットの人気も高いイングランドで社会全体、そして、母親や子供たちのラグビーマインドも変えたい――。4年間で変わった日本からインスパイアを受けた名将エディーは、使命感を胸に決勝の舞台を迎える。

(THE ANSWER編集部)


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