ついに決勝! 勝つのはイングランドか南アフリカか、夢の44日間に幕…きょうの試合
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、決勝が行われる。イングランドと南アフリカが頂点をかけ、横浜国際総合競技場で激突する。
横浜国際総合競技場で激突、イングランドHCは前日本代表エディーHC
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、決勝が行われる。イングランドと南アフリカが頂点をかけ、横浜国際総合競技場で激突する。
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44日間に渡った大会がついにフィナーレを迎える。イングランドは「死のC組」といわれた1次リーグで3勝1分け(中止による引き分け扱い)と無敗で1位通過。準々決勝で強豪オーストラリアを40-16で下すと、“事実上の決勝”ともいわれた準決勝のニュージーランド戦も19-7で快勝。王者の史上初3連覇を阻止し、4大会ぶり2度目の優勝に王手をかけた。
率いるのは15年イングランド大会で日本代表を率いたエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)。決勝の先発平均年齢は27歳という若いメンバーを熟練の手腕でまとめ上げ、勝ち上がってきた。イングランド代表初の外国人指揮官として率いてきたチームの真価を今こそ発揮する時。鉄壁の防御を誇る南アフリカを突破し、頂点に辿り着けるか。
一方の南アフリカは3大会ぶり3度目の優勝を狙う。V候補対決といわれた1次リーグ初戦のニュージーランド戦こそ13-23で敗れたが、以降は危なげなく3連勝で2位通過。記憶に新しい準々決勝で開催国の日本を26-3で下すと、準決勝の欧州王者ウェールズ戦は19-16とペナルティゴール1本差の接戦を制し、決勝進出を決めた。
決勝進出した95、07年大会はともに優勝。大舞台で強さを発揮できる強さも持ち合わせている。準決勝を故障で欠場した快足WTBチェスリン・コルビが復帰することも朗報。名将ラシー・エラスムスHC、黒人初の主将シヤ・コリシ以下、チームが一丸となってイングランドに挑む。泣いても笑っても今大会45試合の締めくくり、見逃せない試合となるのは間違いない。
(THE ANSWER編集部)