16歳コストルナヤ、ザギトワ抑えた首位発進に海外絶賛「滑るのではなく飛んでいる」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯は1日、女子ショートプログラム(SP)でシニアGPデビューとなった16歳アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が76.55点で首位に立ち、74.24点だった平昌五輪女王のアリーナ・ザギトワ(ロシア)を2位に抑えた。国際スケート連盟(ISU)は冒頭で3回転アクセルを着氷させた瞬間を動画付きで公開し、海外メディアも「彼女は滑っているのではなく飛んでいる」と称賛している。
冒頭で3回転アクセル着氷、海外メディア「彼女を見るのが大好きだ」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯は1日、女子ショートプログラム(SP)でシニアGPデビューとなった16歳アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が76.55点で首位に立ち、74.24点だった平昌五輪女王のアリーナ・ザギトワ(ロシア)を2位に抑えた。国際スケート連盟(ISU)は冒頭で3回転アクセルを着氷させた瞬間を動画付きで公開し、海外メディアも「彼女は滑っているのではなく飛んでいる」と称賛している。
続々とシニアGPのタイトルを獲得しているロシアの逸材が、またもインパクトを残した。冒頭で3回転アクセルを着氷。これは回転不足とやや厳しい判定だったが、後半にフリップ―トウループの連続3回転を決め、ステップ、スピンはともに抜群の完成度を披露。シニアGPデビュー戦とは思えない内容で首位発進となった。
演技構成に対し、得点もやや厳しく、76.55点にとどまったが、それでも母国の五輪女王ザギトラら先輩選手を抑えて堂々の首位発進だ。ISU公式ツイッターは冒頭の3回転アクセルを動画付きで公開した上でSPを速報。さらに海外メディアも反応し、演技内容を高く評価している。
ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が展開するスケート専門メディア「インサイド・スケーティング」ツイッターは「彼女は滑っているのではなく飛んでいる、浮いている。彼女を見るのが大好きだ」「素晴らしい得点を導くグレートなスケートだった。そして、圧巻のトリプルアクセルも」などとつづり、称賛した。
今季のGPシリーズは第1戦でシェルバコワ、第2戦でトルソワと、ともにシニアデビューしたロシアの逸勢が初出場V。コストルナヤも2人に続く存在として躍進が期待される。フリーではどんな演技を見せるのか。熱視線が注がれそうだ。
(THE ANSWER編集部)