[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

3位のNZ、代表引退リード主将は有終の美「黒いジャージは人生の長い一部だった」

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は1日、東京スタジアムで3位決定戦が行われ、世界ランキング3位のニュージーランドが同4位のウェールズと激突。ニュージーランドが6トライを奪い、40-17で大勝した。4大会ぶりの3位で今大会を限りに代表を離れるスティーブ・ハンセンヘッドコーチ(HC)、キーラン・リード主将の花道を飾った。

ニュージーランドのリード主将【写真:石倉愛子】
ニュージーランドのリード主将【写真:石倉愛子】

退任のハンセンHCも花道飾る、「本当に恵まれていた」と感謝

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は1日、東京スタジアムで3位決定戦が行われ、世界ランキング3位のニュージーランドが同4位のウェールズと激突。ニュージーランドが6トライを奪い、40-17で大勝した。4大会ぶりの3位で今大会を限りに代表を離れるスティーブ・ハンセンヘッドコーチ(HC)、キーラン・リード主将の花道を飾った。

 オールブラックスが最後に“らしい”強さを見せつけ、大会を締めくくった。前半3分にPRムーディーが先制トライを決めると、12分、32分、前半終了間際と一挙4トライ。後半も開始直後にCTBクロティがトライを決めるなど、終わってみれば計6トライを奪った。欧州王者のウェールズを寄せ付けず、3位を勝ち取った。

 リード主将は今大会限りで代表引退を表明。最後のオールブラックスのジャージとなり、試合前は「ハカ」でリード役を務めた。試合後は「非常に誇りに思う。このサポーターの皆さんの前でこんなプレーができて、オールブラックスの一員となれたことに感謝している」と胸を張った。

 その上で「本当に素晴らしいゲームだった。リードできたゲームで観客の皆さんにも喜んでもらえたと思う。ニュージーランドの国のファンの皆さん、そして日本のファンの皆さんに感謝している」と母国とホスト国の双方のファンに感謝を述べた。

 120を超えるキャップ数を数え、長い間、チームを率いたことを問われると「泣かそうとしていませんか」と制した上で「黒いジャージは人生の長い一部を占めていた。人生を占める大事なジャージだったということで、非常に楽しい時間だった」と改めてオールブラックスに対する思いを口にした。

 また、今大会で退任するハンセンHCもW杯で2度の優勝に導いたことを問われると、やや感極まった様子。会場からの大歓声に手を挙げて応え、「本当に恵まれていた」と感謝を述べた。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS ACADEMY

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集