日本のラグビーブームがW杯で終わらない理由 英紙分析「週末の公園で子供たちが…」
15年大会を教訓に尽力する日本ラグビー協会
また、日本で人口の半分となる5400万人以上がテレビで試合を観戦、ファンゾーンの来場者は100万人超、日本のレプリカジャージが25万枚販売されたと紹介。一方で、従来はラグビーの競技人口は9万2000人程度で、昨シーズンのトップリーグの観客が1試合5000人を超えた試合は5試合しかなく、ラグビーがこれまで苦戦してきた過去も伝えている。
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その上で「この盛り上がりを認識している日本ラグビー協会は15年にも同じチャンスがあったのにも関わらず、フイにしてしまったことを再び起こさないように努めようとしている」と分析。大会後もスポンサーが協力し、ラグビーを紹介するイベントの開催、ラグビーボールを400校以上の学校に寄贈する計画を立てていることを挙げている。
都内のラグビースクールでも最近、150人以上の子供が集まり、うち40人が初体験の参加者だったと紹介。「本当に驚きました」などと関係者が語ったことも併せて紹介している。日本でラグビーが史上最も親しまれた1か月。その興味、関心は確かに広がりつつある。そんな様子をマッカリー記者はラグビーの母国のファンにも伝えていた。
(THE ANSWER編集部)