3位決定戦 NZが有終の美へウェールズと激突、「ハカ」もついに見納め…きょうの試合
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は1日、3位決定戦が行われる。ニュージーランドとウェールズが東京スタジアムで激突する。いよいよ、W杯も残り2試合。今大会を大いに盛り上げた両国が有終の美をかけ、最後の戦いに挑む。
1日は3位決定戦1試合、両軍ともに退任する指揮官が最後の一戦
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は1日、3位決定戦が行われる。ニュージーランドとウェールズが東京スタジアムで激突する。いよいよ、W杯も残り2試合。今大会を大いに盛り上げた両国が有終の美をかけ、最後の戦いに挑む。
ニュージーランドは準決勝でイングランドに7-19で敗れ、史上初の3連覇の道が途絶えた。しかし、1次リーグはV候補対決と言われた南アフリカに23-13で快勝し、3勝1分け(中止による引き分け扱い)と無敗、準々決勝も強豪アイルランドを46-14と圧勝。王者らしさを発揮し、4強まで勝ち上がってきた。
メンバーは準決勝から7人変更されたが、主将のNO8キーラン・リード、FBボーデン・バレットら主力が残る。前の試合は「ハカ」に接近して応酬されるという“奇襲”を仕掛けられたが、今大会で世界を魅了した出陣の儀式も見納め。この試合を最後に退任するハンセン・ヘッドコーチ(HC)に白星を贈りたい。
対するウェールズは初の決勝を狙った準決勝・南アフリカ戦は後半残り5分まで同点と大接戦を演じながら、16-19とペナルティゴール1本差で涙を呑んだ。それでも、今大会は1次リーグでオーストラリアに29-25、準々決勝でフランスに20-19と死闘を演じ、勝ち上がってきた勝負強さがある。
準決勝からメンバーは9人を変更。ニュージーランドに対しては目下30連敗という現状だが、こちらも今大会限りで退任するガットランドHCは母国を相手にした一戦。87年大会以来、32年ぶりとなる3位を勝ち取り、有終の美を飾りたい。
(THE ANSWER編集部)