メドベージェワ、不振脱却へ 露の識者も紛糾「4回転を」「周囲の声は気にしないで」
金メダリストは“雑音無視”を推奨「注意を払う必要はない」
「私はジェーニャ(メドベージェワの愛称)がプログラムを滑り切ったことがとてもうれしいです。彼女は自分自身にまだ戦えるということを証明しました。テレビ画面の方向に“専門家”と“すべてを分かっている”人たちが座っているのは知っています。しかし、それに注意を払う必要はありません。批判はいつでもありますから」
雑音をシャットアウトすべきだと主張している。同調しているのは15年世界選手権銅メダリスト、エレーナ・ラジオノワだ。
「メドベージェワのフリーの演技は立派なものでした。彼女がいい状態であるのが伺えましたし、試合を重ねるにつれ精神的な自信を持てるでしょう。もうSPのような滑りは繰り返されないでしょう。差は実際に大きいです、なぜなら技術点の部分で彼女はサーシャ(トルソワの愛称)に負けているからです。構成点では当然、多くの得点を獲得していますが、技術点で彼女を追いつくのは厳しいです」
カナダを拠点にするメドベージェワ。期待に答えられなかった歯がゆさは本人も感じているだろうが、周囲からも心配の声が絶えない様子だ。
(THE ANSWER編集部)