ラグビー7人制W杯、2022年は南アフリカで開催 男子24か国、女子16か国が参加
国際統轄団体ワールドラグビーは29日、2022年に開催予定の7人制ワールドカップ(W杯)を南アフリカのケープタウンで開催すると発表した。
ケープタウンで9月に開催、7人制W杯のアフリカ大陸開催は初
国際統轄団体ワールドラグビーは29日、2022年に開催予定の7人制ワールドカップ(W杯)を南アフリカのケープタウンで開催すると発表した。
2022年で8回目を数える7人制W杯には、男子24か国、女子16か国が参加予定。5万5000人の観客を収容できるケープタウンスタジアムを会場に、同年9月に行われる。ワールドラグビーのビル・ボーモント会長は「南アフリカの詳細かつ包括的な開催案に感銘を受けた。開催まで協力しあい、また新たな活力ある記録的な大会を生み出すことを楽しみにしている」とコメントを発表した。
前回、2018年の7人制W杯は米サンフランシスコで行われ、男女ともにニュージーランドが優勝を飾った。また、開催地サンフランシスコには9050万ドル(約98億6000万円)の経済効果を生んだという。
南アフリカラグビー協会のジュリー・ルーCEOは「7人制W杯のホスト国に選んでいただき、喜ばしく思っています。長年、ラグビーの世界大会を開催したいと願っていましたが、南アフリカに人気が拡大しつつある7人制の頂点とも言える大会をホストできることに心躍っています」と喜びのコメントを出した。
7人制ラグビーは2016年のリオ五輪から正式種目となり、来年の東京五輪でも開催される。
(THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato)