兄の応援のために… 英クラブが弟の日本行き許可、直前に試合も「一生に一度の経験」
ベンも日本行きに胸高鳴らせ「今や誰だって日本にいたいと思うんだ」
シャークスの強化責任者のスティーブ・ダイヤモンド氏に異例の休暇願いに出たという。ソーシャルメディア上ではベンの日本行きを後押しする「GetBenToJapan(ベンを日本へ)」というハッシュタグがブームに。チームの公式ツイッターもリツイート数で許可するというキャンペーンに発展した。
SNS上でのカリー家サポートの声を受け、ダイヤモンド氏も「行ってこいよ、友よ」と快諾。兄弟でチームに貢献するカリー家の思いに対し、強化責任者はリーグ戦の休養許可という粋な計らいを見せた。
記事によると、ベンは「自分もとてもナーバスだ。双子の兄弟が人生最大の1日を迎えるわけだからね。家族の一員として、イングランドのラグビーファンの1人として、そして、プロラグビー選手として僕は日本に行く。イングランドのラグビー選手も今や誰だって日本にいたいと思うんだ。ある選手の旅路の一部に僕もなる。最高に活躍している選手。それが自分の双子の兄弟なんだよ」と語っている。
カリー兄弟の絆に英国民が動いた結果、チームも異例の許可を出し、実現したベンの日本行き。イングランドの決勝進出に沸く一方で、ステキな兄弟ドラマも話題を呼んでいた。
(THE ANSWER編集部)