ウッズ、世界ランク10位から6位に浮上 東京五輪出場圏内の米国勢4番手
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップは28日、千葉・アコーディア習志野CC(7041ヤード、パー70)で27日に日没順延で終えられなかった最終ラウンド(R)の残りが行われた。暫定首位で出た米ツアー歴代2位の81勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)が、12番から再開し、暫定2位で出た松山英樹(LEXUS)に3打差をつける通算19アンダーで優勝。大会後に最新の世界ランクが更新され、ウッズは10位から6位に浮上し、米国勢7番手から東京五輪代表圏内となる4番手となった。
米ツアー最多82勝で米国勢7番手から東京五輪圏内に
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップは28日、千葉・アコーディア習志野CC(7041ヤード、パー70)で27日に日没順延で終えられなかった最終ラウンド(R)の残りが行われた。暫定首位で出た米ツアー歴代2位の81勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)が、12番から再開し、暫定2位で出た松山英樹(LEXUS)に3打差をつける通算19アンダーで優勝。大会後に最新の世界ランクが更新され、ウッズは10位から6位に浮上し、米国勢7番手から東京五輪代表圏内となる4番手となった。
五輪は来年6月23日時点で世界ランク15位以内なら、各国で最大4人が出場可能。ウッズは今大会前まで、同10位の米国勢7番手で出場圏外だったが、1965年までに通算82勝を挙げた故サム・スニード(米国)のツアー最多勝に並ぶ歴史的勝利で出場権獲得圏内に浮上した。米国勢は強者揃いだが、4番手以内をキープしていけば東京五輪の出場権を得られる。
この日の優勝会見では、東京五輪でのプレーについて「もちろん出られるのなら嬉しい。米国代表として出られるのならありがたい。ただ、(代表選考の)締め切りもわからない。僕のリオ五輪に出た友人はとても忘れられない大会だと話していた。僕は金メダルを獲ったこともないし、それに向けてプレーできるのなら光栄だね」と話していた。
【最新世界ランク上位】※27日(日本時間28日)更新
1.ブルックス・ケプカ(米国)
2.ロリー・マキロイ(英国)
3.ダスティン・ジョンソン(米国)
4.ジャスティン・トーマス(米国)
5.ジョン・ラーム(スペイン)
6.タイガー・ウッズ(米国)
7.パトリック・カントレー(米国)
8.ジャスティン・ローズ(英国)
9.ザンダー・シャウフェレ(米国)
10.ブライソン・デシャンボー(米国)
11.フランチェスコ・モリナリ(イタリア)
12.ポール・ケイシー(英国)
13.ウェブ・シンプソン(米国)
14.トニー・フィナウ(米国)
15.ゲーリー・ウッドランド(米国)
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)