43歳ウッズが金字塔 衰え知らずの肉体に石川遼が感嘆「体があれば技術引き出せる」
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップは28日、千葉・アコーディア習志野CC(7041ヤード、パー70)で27日に日没順延で終えられなかった最終ラウンド(R)の残りが行われた。暫定首位で出た米ツアー歴代2位の81勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)が、12番から再開し、暫定2位で出た松山英樹(LEXUS)に3打差をつける通算19アンダーで優勝。1965年までに通算82勝を挙げた故サム・スニード(米国)のツアー最多勝に並ぶ歴史的勝利となり、石川遼(カシオ)はウッズの凄さを語った。
ウッズが米ツアー歴代最多82勝、石川遼は「どの筋肉を使うか参考になりました」
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップは28日、千葉・アコーディア習志野CC(7041ヤード、パー70)で27日に日没順延で終えられなかった最終ラウンド(R)の残りが行われた。暫定首位で出た米ツアー歴代2位の81勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)が、12番から再開し、暫定2位で出た松山英樹(LEXUS)に3打差をつける通算19アンダーで優勝。1965年までに通算82勝を挙げた故サム・スニード(米国)のツアー最多勝に並ぶ歴史的勝利となり、石川遼(カシオ)はウッズの凄さを語った。
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今季2勝で約2年ぶり米ツアーに挑んだ石川だったが、1オーバーの51位に終わった。歴史的勝利を挙げたウッズについて「いろいろな意味で凄いと思うのは、これだけ月曜日(21日)からいろんなイベントがあって忙しかった中で、試合にフォーカスできる切り替えや、43歳になっても5日間競技での体力的な部分。体に関しては20代からの積み重ねだと思いますし、体があればこれだけの技術が引き出せるというところで、凄く体作りは大事なんだなと思います」と感嘆の声を上げた。
幼い頃に憧れた存在は、今もなお第一線で活躍。低迷期を挟みながらも、20年以上も世界のトップにいるスーパースターの衰え知らずの肉体に、石川は「生で体つきや筋肉の付き方なども見られたので」と参考になった様子。「骨格や体形も違うので、同じようにしようということではないですけど、スイングの時にどの筋肉を使っているかも参考になりました」と話した。
自身は思うような結果を出せなかった1週間。約2年ぶりの米ツアーを終え「悔しさはあるけど、これから何をやっていくべきかというのがよく見えたので、来週も学べると思う。まだまだ足りないところがあります」と語った。次週は世界選手権シリーズのHSBCチャンピオンズ(中国・上海)に出場。「(今大会の開催は)日本ゴルフ界にもいいことなので、そこに立ち向かっていきたいなと思うので、それがまたできるように頑張ります」と先を見据えた。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)