28日観衆は約3000人限定、ウッズは快走で暫定首位

　米男子プロゴルフ（PGA）ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップは27日、千葉・アコーディア習志野CC（7041ヤード、パー70）で第3ラウンド（R）と最終Rの一部が行われ、2万2678人の観衆が集まった。通算12アンダーの首位タイで出た米ツアー歴代2位の81勝を誇るタイガー・ウッズ（米国）は、第3Rを6バーディー、2ボギーの66、最終Rを11番まで終えて18アンダー。暫定2位の松山英樹（LEXUS）に3打差の同首位とし、優勝に王手をかけている。

　松山は第3Rを65、最終Rを12番までに2つ伸ばし15アンダー。5アンダーの9位で出た小平智（Admiral）は第3Rを69、最終Rを14番まで終えて4アンダーの同29位とした。4アンダー17位で出た石川遼（カシオ）は第3Rをイーブンパー、最終Rを14番まで終え、2アンダーの同38位としている。

　この日は、25日の第2Rが雨天順延となった影響で、第3R終了後に組み合わせを変えずに最終Rを実施。日没まで行われ、28日は数ホールだけの“短期決戦”。最終日は4日間通しのチケットなどを持つ人のみが入場でき、約3000人限定の試合となる。日本初開催の米ツアーでウッズが勝てば、1965年までに通算82勝を挙げたサム・スニード（米国）のツアー最多勝に並ぶ歴史的勝利となる。