イングランドの“ハカV字奇襲”発案者は誰? FW選手が告白「実は彼がアイデアを…」
計算通りの発案「オールブラックスをイラつかせるだろうと…」
もちろん、ニュージーランドの文化や伝統をバカにするつもりは毛頭ない。「リスペクトを持ったまま、かつ我々も戦いの準備はできているということを、確実に相手に伝えたかったんだ」とブニポラは振り返る。また、相手に対し戦闘意思を示すと同時に、自らに発破を掛ける意味も込められていたようだ。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
「もちろん、この行動を裏付けるパフォーマンスをしないといけないことは分かっていた。過去に何度かオールブラックスに応戦したチームがあったけれど、彼らは見事に一蹴されてしまった。だから、我々は行動を裏付けるに十分な責任を果たそうとし、やってのけたと思う。あれが不遜に見えて、オールブラックスをイラつかせるだろうと分かっていたんだ」
結果はご覧の通り、イングランドは見事「V字」陣形を取っただけの責任を果たした。もしかしたら、チームの士気を最後にまとめあげる、そんな狙いを持ったジョーンズHCの計算尽くの発案だったのかもしれない。
(THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato)