本田真凜に笑顔咲く 満身創痍の熱演に海外メディア感銘「足の負傷事故に関わらず…」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダは26日(日本時間27日)、女子フリーが行われ、大会直前に交通事故に遭った本田真凜(JAL)が自己ベストに3.18点に迫る120.06点をマーク。合計179.26点をマークし、ショートプログラム(SP)10位から6位に食い込み、海外メディアも称賛した。
ハプニングに負けず、自己ベストに迫る演技「マリン、おかえりなさい」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダは26日(日本時間27日)、女子フリーが行われ、大会直前に交通事故に遭った本田真凜(JAL)が自己ベストに3.18点に迫る120.06点をマーク。合計179.26点をマークし、ショートプログラム(SP)10位から6位に食い込み、海外メディアも称賛した。
アクシデントにも負けなかった。本田は「ラ・ラ・ランド」の音楽に合わせ、明るいムードで笑顔を振りまいた。大きなミスなく演じ切り、得点は120.06点。右足にテーピングが巻かれた状態であっても、自己ベストに3.18点に迫る演技を見せた。会場からも大きな拍手が注がれた。
ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が展開するスケート専門メディア「インサイド・スケーティング」のツイッターは「マリンがフリースケートの『ラ・ラ・ランド』の曲への振り付けをローリー・ニコルに頼んだことに我々は興奮している。それは本当に彼女を包み込んでいる。おかえりなさい」と曲と調和した演技を称えた。
さらに「彼女は新たな成熟度を手に入れたようで、また落ち着きを得たようにも見える。足を負傷する事故にも関わらず出場を決めたという事実は、彼女の心の内を多く物語っている」と満身創痍の状態で熱演した心の強さに感銘を受けた様子。表彰台には届かなかったが、観る者の胸を打つ演技だった。
(THE ANSWER編集部)