BIG3時代の終焉!? W杯出場決めた日本の新世代に海外も注目「ニューヒーロー」
サッカー日本代表は8月31日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦に2-0で勝利し、1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)から6大会連続6回目の本大会出場を決めた。FW浅野拓磨(シュツットガルト)とMF井手口陽介(ガンバ大阪)というリオ五輪世代2人のゴールで勝利した一戦について、スポーツ専門テレビ局「FOXスポーツ」アジア版は、「日本の『ビッグ3』の時代は脇へと寄ることに」と報じている。
6大会連続W杯出場の陰で…本田と香川は出番なし、岡崎はわずか4分間の出場
サッカー日本代表は8月31日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦に2-0で勝利し、1998年のフランスW杯から6大会連続6回目の本大会出場を決めた。FW浅野拓磨(シュツットガルト)とMF井手口陽介(ガンバ大阪)というリオ五輪世代2人のゴールで勝利した一戦について、スポーツ専門テレビ局「FOXスポーツ」アジア版は、「日本の『BIG3』の時代は脇へと寄ることに」と報じている。
勝利を告げるホイッスルが鳴り響いた瞬間、本田圭佑(パチューカ)と香川真司(ドルトムント)の姿はピッチにはなかった。そして、現役の日本代表で最多得点を誇る岡崎慎司(レスター)も、登場したのは大勢が決した後半41分。これまで日本代表を牽引してきた“BIG3”ではなく、浅野や井手口というリオ五輪世代の活躍で手にした世界への切符だった。
「FOXスポーツ」アジア版はその状況に着目し、「日本の『BIG3』の時代は脇へと寄ることに」と見出しを立てて特集している。
香川が約8万人を収容するドルトムントのスタジアム、本田はパチューカ移籍前に歴史ある欧州の聖地サン・シーロのピッチでプレー、岡崎は2015-16シーズンにプレミアリーグで“奇跡の優勝”の立役者の1人になったことに触れながら、「アジアにおいて最上級に偉大なビッグネームだ」と紹介。日本代表のみならずアジアを代表する地位を築いていることを改めて記している。
「サムライブルー(日本代表の愛称)はBIG3が象徴となっていた。欧州で輝きを放ってきた神聖なる三位一体の存在、ケイスケ・ホンダと、”Wシンジ”のカガワとオカザキ。彼らはアジアで崇拝され、羨望の的となっていた」