ダニエル太郎、ナダル撃破の番狂わせならず 世界NO1を苦しめるも悔しい逆転負け
テニスの全米オープン男子シングルス2回戦で世界ランキング121位・ダニエル太郎(エイブル)が10・13年大会王者で同1位のラファエル・ナダル(スペイン)に6-4、3-6、2-6、2-6で逆転負けを喫し、初の3回戦進出はならなかった。
全米オープン2回戦…第1セットを奪うも3セットを連取され、初の3回戦進出ならず
テニスの全米オープン男子シングルス2回戦で世界ランキング121位・ダニエル太郎(エイブル)が10・13年大会王者で同1位のラファエル・ナダル(スペイン)に6-4、3-6、2-6、2-6で逆転負けを喫し、初の3回戦進出はならなかった。
現在の世界NO1プレーヤーに堂々たる戦いぶりだった。
試合は第1セットから一進一退の攻防となるが、ダニエル太郎が第9ゲームにブレイク。5-4とリードを奪うと、第10ゲームもデュースの末に取り、ゲームカウント6-4で第1セットを先取する。大会公式サイトも第1セット終了時点で「アップセット警報!」とツイッターに投稿した。
第2セットの第3ゲームに再びブレイクするも、直後にブレイクバックされ、流れは徐々にナダルへ。第8ゲームもブレイクされて第2セットを3-6で落としてしまうと、第3セットは途中で4ゲーム連取を許すなど2-6。第4セットも劣勢を跳ね返すには至らず、セットカウント1-3で逆転負けを喫した。
1回戦で全米オープン初勝利を挙げたが、初の3回戦進出はならず。それでも、現在男子テニス界の頂点に君臨するナダル相手に、一歩も引かない気迫とショットを見せたダニエル太郎の姿は、全米のテニスファンの記憶にもしっかりと刻まれたはずだ。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer