紀平梨花、今季世界最高81.35点に海外絶賛「リカに釘付けだ」「3Aの女王かのよう」
フィギュアスケートのグランプリシリーズ第2戦スケートカナダは25日(日本時間26日)、ショートプログラム(SP)で紀平梨花(関大KFSC)が今季世界最高の81.35点をマークし、完璧な演技で首位発進を飾った。
GPシリーズ初戦、完璧3Aで首位発進「皆様、キヒラがカナダの氷上で跳びました」
フィギュアスケートのグランプリシリーズ第2戦スケートカナダは25日(日本時間26日)、ショートプログラム(SP)で紀平梨花(関大KFSC)が今季世界最高の81.35点をマークし、完璧な演技で首位発進を飾った。海外メディアは美しく決めた代名詞の3回転アクセルを動画付きで公開。「リカに釘付けだ」「3Aの女王かのよう」と絶賛されている。
日本女子のエースがGPシリーズ初戦で衝撃を走らせた。大人びた青の衣装に身を包んだ紀平は冒頭で3回転アクセルを完璧に着氷。高い跳躍から余裕をもって、代名詞をこれ以上ない形で決めた。続く3回転フリップ―トウループの連続3回転を決め、後半には3回転ループも着氷。得点が表示されると、驚いた表情を見せ、17歳らしいあどけなさをのぞかせた。
海外メディアも高く評価している。米名物記者のジャッキー・ウォン氏は3回転アクセルを動画付きで公開し、「彼女はまるでトリプルアクセルの女王かのように演じた。スケートカナダ2019でのリカ・キヒラの目を見張るようなSP」とツイートした。
米スケート専門メディア「フィギュアスケーターズオンライン」ツイッターも同様に3回転アクセルの動画とともに「リカ・キヒラの美しいトリプルアクセル!」と速報した。
ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が展開するスケート専門メディア「インサイド・スケーティング」ツイッターは「皆様、スケートカナダでリカ・キヒラがケローナの氷上で跳びました。リカのあっと言わせるスケート。釘付けだった」と称えた。