ネリ戦を再浮上のきっかけに ロドリゲスは平然「何の問題もない。王者に返り咲く」
ボクシングの前WBCバンタム王者ルイス・ネリ(メキシコ)と前IBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が11月23日(日本時間24日)に米ラスベガスで対戦することが正式決定。ノンタイトルながら、バンタム級戦線の強豪2人が激突する注目のマッチアップだ。5月にワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝で井上尚弥(大橋)に259秒で完敗を喫したロドリゲス。雪辱を期すプエルトリカンは「来年には世界王者に返り咲く予定だ」と“悪童”戦を浮上のきっかけにする。米メディアが報じている。
バンタム級必見のマッチアップ、ロドリゲスは急遽の相手変更にも泰然自若
ボクシングの前WBCバンタム王者ルイス・ネリ(メキシコ)と前IBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が11月23日(日本時間24日)に米ラスベガスで対戦することが正式決定。ノンタイトルながら、バンタム級戦線の強豪2人が激突する注目のマッチアップだ。5月にワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝で井上尚弥(大橋)に259秒で完敗を喫したロドリゲス。雪辱を期すプエルトリカンは「来年には世界王者に返り咲く予定だ」と“悪童”戦を浮上のきっかけにする。米メディアが報じている。
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ロドリゲスは当初、10月26日に元WBA世界同級スーパー王者ラウシー・ウォーレン(米国)との試合に臨むはずだったが、ウォーレンがスパーリング中に右手を負傷したことで中止に。井上に敗れて以来となるロドリゲスの再起戦の相手は、急遽ネリに変わった。
井上に敗れるまでは19戦全勝。しかし井上の前にプロ初のダウンを喫し、心を折られた。2回で敗れたとはいえ、戦前は事実上の決勝戦とも目されていたように、そのボクシングクオリティは高く評価されていた。30戦全勝の強打者ネリとのマッチアップは実に興味深いものとなる。
米専門メディア「マックス・ボクシング」によると、ロドリゲスは「種類の異なる様々な戦闘スタイルと常にトレーニングしているし、相手が変わることに何の問題もない」と急な相手変更も意に介していないという。
さらに「プエルトリコとメキシコの人々は、素晴らしい戦いを期待している。ネリに対して準備はできているし、2020年には再び世界チャンピオンへ返り咲く予定だ」とネリを撃破して、再びチャンピオンベルトを巻く自身の姿をイメージしている。
(THE ANSWER編集部)