[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

“顔面肘打ち”の仏選手に処分軽減 出場停止10週間→6週間に短縮の理由とは

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で20日に行われた準々決勝でウェールズがフランスを20-19で下し、4強入り。この試合でフランスのLOセバスティアン・バハマヒナが相手に“顔面肘打ち”を食らわせ一発退場。後半35分までリードしながら、14人となったことが響き、4強を逃した。試合後には代表引退を明言していた失意のバハマヒナ。当初は10週間の出場停止処分が科されることが決まっていたが、国際統括団体ワールドラグビーは6週間の処分に短縮すると発表した。

フランスのバハマヒナ(右)はレッドカードの宣告を受けた【写真:Getty Images】
フランスのバハマヒナ(右)はレッドカードの宣告を受けた【写真:Getty Images】

代表引退を表明しているバハマヒナの処分が出場停止6週間と発表

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で20日に行われた準々決勝でウェールズがフランスを20-19で下し、4強入り。この試合でフランスのLOセバスティアン・バハマヒナが相手に“顔面肘打ち”を食らわせ一発退場。後半35分までリードしながら、14人となったことが響き、4強を逃した。試合後には代表引退を明言していた失意のバハマヒナ。当初は10週間の出場停止処分が科されることが決まっていたが、国際統括団体ワールドラグビーは6週間の処分に短縮すると発表した。

 これが自身の代表ラストプレーになってしまった。19-10で迎えた後半9分だ。モールの中で両軍に挟まれたバハマヒナが身動きを取れず、相手選手との接触で冷静さを失い、顔面付近に強烈な肘打ちを食らわせた。場内でリプレーが流れると、観衆から大ブーイング。ビデオ判定の末、一発レッドで退場となり、バハマヒナは頭を抱えてフィールドを去った。

 チームも痛恨の逆転負けで終戦。試合後バハマヒナには10週間の出場停止処分が検討されていたが、ワールドラグビーは処分を軽減。4週間短縮して、6週間の出場停止処分となった。理由について、本人が認めていることと、相手選手に対して謝罪を行ったことを考慮したという。

 ワールドラグビーは「バハマヒナは彼のクラブであるクレルモン・フェランで6試合を欠場することになる。そのため、この選手が自由にプレーできるのは2019年の12月16日からだ」と声明を発表している。

 バハマヒナのプレーをめ巡っては、実際に試合を裁いた南アフリカ人のジャコ・ペイパー主審が笑顔で肘打ちを揶揄したようなポーズをとった写真がツイッターで拡散され、炎上するなど騒動が拡大していた。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS ACADEMY

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集