【W杯名珍場面】日本ファン、勝利後に「地球上で最もナイスな国だ」と海外称賛を受けた行動とは
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で開催国の日本は8強敗退したが、史上初の決勝トーナメント進出で国民的な盛り上がりを見せ、熱狂を呼んだ。ここでは今大会の日本にまつわる名珍場面を回顧。涙と笑顔に溢れた様々なシーンを振り返る。今回は9月20日のロシア戦の勝利後に日本人ファンが行った客席のゴミ拾いだ。英メディアが実際のシーンを動画付きで公開し、「日本人から学ぶことがある」「地球上で最もナイスな国だ」と大きな称賛を浴びた。
快進撃の日本、1次リーグの様々なシーンをプレーバック
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で開催国の日本は8強敗退したが、史上初の決勝トーナメント進出で国民的な盛り上がりを見せ、熱狂を呼んだ。ここでは今大会の日本にまつわる名珍場面を回顧。涙と笑顔に溢れた様々なシーンを振り返る。今回は9月20日のロシア戦の勝利後に日本人ファンが行った客席のゴミ拾いだ。英メディアが実際のシーンを動画付きで公開し、「日本人から学ぶことがある」「地球上で最もナイスな国だ」と大きな称賛を浴びた。
グラウンドで戦う選手と同様にファンも日本人らしさを示していた。英放送局「ITV」ラグビー版公式ツイッターが公開したのは1本の動画だった。ロシア戦後の客席、日本代表のユニホームを着た男性ファンは透明のポリ袋を持ち、他のファンのゴミを回収。また、その近くの席でも別の男性ファンがポリ袋を席に置き、ゴミを集めている様子だ。
日本はロシアに快勝し、会場に熱狂を呼んだが、自主的にゴミを回収しているファンがいたようだ。投稿では「アメージング。日本のファンがスタジアムに残されたゴミを拾う」と題して英ファンに紹介。すると、そんな様子を目の当たりにしたフォロワーから続々と称賛の声が上がっている。
「あらゆるものに対して敬意と誇りを持つというのは、こういうこと」
「誰もが日本人から学ぶことがある#respect」
「地球上で最もナイスな国の一つ」
「日本と中国はエリートだから……。彼ら以上に自尊心の高い国はない」
「この素晴らしい人々をサッカーW杯でも見たよ。リスペクト」
「彼らのこの行動、大好きだ」
サッカーW杯でも同様の行為が行われ、大きな話題を呼んでいたが、どんな競技でも“立つ鳥跡を濁さず”を実践する日本人の姿に感銘を受けた様子だった。こうした姿に触発されて、今大会は海外ファンの間でもゴミ拾いするシーンが見られた。日本人の美徳は、日本のスポーツ文化として多くの人に受け入れられている。
(THE ANSWER編集部)