「日本の物語に終止符」 南アの無情のトライを「週間No.1プレー」に米メディア選出
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で史上初の8強入りを果たした日本。20日に行われた準々決勝の南アフリカ戦は3-26で力負けとなったが、海外メディアは南アフリカの“無情のトライ”を「日本のシンデレラストーリーに終止符を打った」と称賛し、週間ベストプレーに選出している。
日本戦で勝負を決めた一撃に脚光「日本のシンデレラストーリーに終止符を打った」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で史上初の8強入りを果たした日本。20日に行われた準々決勝の南アフリカ戦は3-26で力負けとなったが、海外メディアは南アフリカの“無情のトライ”を「日本のシンデレラストーリーに終止符を打った」と称賛し、週間ベストプレーに選出している。
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勇敢な攻撃ラグビーでアイルランド、スコットランドというティア1の列強を倒した日本は海外メディアでも大きな話題を呼んだ。史上初の8強に進出したブレイブ・ブロッサムズ(日本代表の愛称)の快進撃を事実上、阻んだ“無情のトライ”をすべてのジャンルのスポーツで1週間最高のプレーに選出したのは、米スポーツ専門局「ESPN」カリブ版公式ツイッターだった。
日本―南アフリカ戦。14-3で迎えた後半26分、南アフリカが演じた怒涛の攻撃を週間ベストのプレーとして動画付きで紹介している。南アフリカFW陣の圧倒的なパワーにモールでジワジワと押し込むと、日本守備陣の間隙を縫い、マークスが単騎突破に成功。強烈なタックルを受けながら、最後は見事なパスをデクラークに通した。
金髪のロン毛をなびかせながら疾走した背番号9は福岡の必死のチャージを跳ねのけながら豪快にトライ。コンバージョンも決まって21-3とし、反撃のチャンスを伺う日本に痛恨のダメージを与えた。
前回大会では「ブライトンの奇跡」と呼ばれる大番狂わせを日本から食らっていた過去2度優勝の南アフリカ。4年越しのリベンジを果たしたが、パワーとスピードが融合した非情なトライは様々なスポーツの中でも、1週間で最高の美技と絶賛されていた。
(THE ANSWER編集部)