ウッズ、前半首位と3打差 3連続バーディーで観衆熱狂「タイガー!」 13年ぶり出場
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップは24日、千葉・アコーディア習志野CC(7041ヤード、パー70)で開幕した。米ツアー歴代2位の81勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)が、2006年11月のダンロップ・フェニックス以来13年ぶりに日本開催ツアー出場。前半を終え、4バーディー、3ボギーの1アンダーで回り、首位と3打差の7位としている。
06年11月以来の“生ウッズ”にギャラリー大興奮
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップは24日、千葉・アコーディア習志野CC(7041ヤード、パー70)で開幕した。米ツアー歴代2位の81勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)が、2006年11月のダンロップ・フェニックス以来13年ぶりに日本開催ツアー出場。前半を終え、4バーディー、3ボギーの1アンダーで回り、首位と3打差の7位としている。
43歳のウッズは、今季の海外メジャー・マスターズで11年ぶりのメジャー通算15勝目を挙げて完全復活。世界ランク1位に長く君臨したかつての絶対王者が日本にやってきた。朝のショット練習場では、1000人以上が取り囲む中で練習。関東開催大会では初の出場で会場は早朝から熱気に満ち溢れた。
スタート10番パー4のティーグラウンドに登場すると「タイガー!」「かっこい~!」「顔ちっちゃ」「ありがとう!」などと声援が降り注いだ。コース周りには5000人は超えているであろう人の群れ。隣の18番グリーンのスタンド席に座るファンも、振り返って双眼鏡を覗いた。
スタートの10番パー4の第1打を3ウッドで振り抜くと、大歓声が上がる。しかし、日本で放った13年ぶりの1打は左の池に消え、歓声は大きなため息に変わった。池の縁からの第3打をピン横1メートル半につけたが、パットを沈められずにボギー。11番パー4も第1打を左バンカーに入れ、第2打はフェアウェーに刻む。第3打はピン手前に乗せたが、連続ボギー。続く12番パー4も落とし、3連続ボギーでスタートした。
14番パー5の第1打は右に曲げて、バウンドしたボールがギャラリーに直撃。ラフからの第2打をフェアウェーに載せると、第3打をピン手前2メートル半につけた。上りのパットを沈め、初バーディーだ。15番に到着すると「タイガー!」「ナイスバーディー!」と出迎えられたスーパースター。15番パー4も伸ばすと、16番パー3はピン奥2メートル半から下り気味のパットを沈め、3連続バーディーでスコアを戻した。
18番もバーディーを奪ったウッズは、前半を終えた時点で、1アンダーで首位を3打差。6番まで終えた松山英樹が4アンダーでトップに立っている。石川遼はイーブンパーで19位としている。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)