ドレッド、金髪、パイナップル… 大会公式「髪型ベスト15」に堀江ら日本3選手選出
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で史上初のベスト8入りを果たした日本代表。南アフリカ戦では惜しくも敗れたが、その体を張った懸命なプレーは多くの感動を呼んだ。プール戦ではアイルランド、スコットランドを下し、4戦全勝のA組1位通過。この快進撃は世界中に大きな衝撃を与え、海外メディアが選ぶ週間ベスト15に日本代表選手が選出されたことも一度ではない。
堀江のドレッドヘアは「あの髪が間近に迫ると…」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で史上初のベスト8入りを果たした日本代表。南アフリカ戦では惜しくも敗れたが、その体を張った懸命なプレーは多くの感動を呼んだ。プール戦ではアイルランド、スコットランドを下し、4戦全勝のA組1位通過。この快進撃は世界中に大きな衝撃を与え、海外メディアが選ぶ週間ベスト15に日本代表選手が選出されたことも一度ではない。だが、世界にインパクトを与えたのは、そのプレースタイルだけではなかったようだ。
ラグビーW杯公式サイトでは「ヘア・ウィー・ゴー!」と題した特集記事を掲載。ここでは今大会、ヘアスタイルで衝撃を与えた最強フィフティーンを選んでいるが、なんとスクラムの要、フロントローに日本代表から2選手が選ばれた。そう、ドレッドヘアでおなじみのHO堀江翔太と、目にも鮮やかな金髪ヘアのPR中島イシレリだ。
寸評では、堀江のドレッドヘアについて「敵を威嚇するため、と言われている」としながらも、「スクラムで組む相手にとって、あの髪が間近に迫ると口や目に入りそうになって気が散るような……。これも作戦か」と、威嚇よりも嫌がらせに近かった可能性を指摘。中島と対になる、もう1人のPRにはイングランド代表で金髪モヒカンヘアのジョー・マーラーを選出し、「ブロンドペア」と命名。ブロンドペアにドレッドが挟まれる並びに、「この3人が目の前に並んだら、相手のフロントローにとってはさぞ脅威だろう」と、その威圧感を恐れた。
そして、ヘアスタイルがテーマとなる時、日本代表の中で忘れてはならない男がいる。快足フェラーリ、WTB松島幸太朗だ。サイドをスッキリと刈り上げて、頭頂部だけ髪を残したスタイルは、時にはパイナップルのように見えることも。寸評では、「今大会のスター選手の1人」でもある松島について、「その人気には、躍動的なプレーに加え、最近はやりの“クロップスタイル”も一役買っているはずだ」とし、髪型が与えるインパクトの大きさに触れた。
15人のうち3人を輩出した日本代表は、カナダと並び参加20チームのうち最多タイ。プレーはもちろん、見た目のインパクトも抜群だったようだ。