選手も涙 リーチ主将が“最後の円陣”で語った言葉の中身「このチームを作って…」
涙ながらに聞いた稲垣も感銘「その話を聞いて、僕も…」
南アフリカに完敗こそ喫したが、日本中の期待を背負い、1次リーグ4連勝で史上初の決勝トーナメント進出した輝きは褪せることはない。すべてを犠牲にして取り組んできたことを誇りに思うように、主将の立場から訴えていた。
さらに、涙ながらに言葉を聞いていた稲垣は、リーチの言葉として「このチームを誇りに思う、と。この1年間だけでも250日以上一緒に生活してきて、本当に家族のように思ってきた。そのチームが次に試合ができなくなるのは寂しいけど、自分たちの今までやってきたことを誇りに思おう」と話したと明かした。
「その話を聞いて、僕も家族同様に思っていましたし、次、このメンバーでもう試合をすることはないんだなっていう寂しさは感じましたね」と稲垣。敗れてなお、最後まで日本は「ONE TEAM」であり続けた。それを象徴するようなシーンだった。
(THE ANSWER編集部)