日本は「ラグビー界の救世主」 “体格至上主義”覆す快進撃を英絶賛「既成概念を嘲笑う」
準々決勝は「南アサポーター以外は、日本を応援することになる」
そして、日本ラグビーの真骨頂にも触れている。波状攻撃の間に、攻撃のポイントを巧みに動かす。厳しい鍛錬で培った切れ味鋭いスピードのあるハンドリング、そして、日本のフィットネスと責任感は以前からよく知られていたが、彼らをさらに高いレベルへと引き上げたのはパス技術であり、これがあるからこそジョセフHCは最高の賛辞を得ているのだ。
「もしも、プロラグビーが継続可能な未来を手にするというのなら、衝突は容認されたリスクであってスポーツの本質ではないという、スキルと回避を基本としたコンタクトスポーツに回帰しなければいけない」
プレイヤーに重大な怪我のリスクを軽減するできるのがホスト国のラグビーだと、特集では提言している。
「この惑星の南アフリカ人以外のラグビーサポーターは日曜日、日本を応援することになる。彼らはルールブックを書き換えている。見るのは至福。大きな声では言えないが、日本代表は我々の目の前でラグビーの救世主となりえるのだ」
“柔よく剛を制す”を体現し、美しく勇敢な戦いぶりで観衆を魅了している日本代表。対峙する南ア以外の各国のファンの声援を受けながら、世界4強の高みを目指す。
(THE ANSWER編集部)