シャラポワに逆風 涙の復活劇呼んだ“ブレイク”に批判の声「ダーティな作戦」
各分野から怒りの声「品格ゼロ」「不誠実さと無縁とは思えない」
「彼女がいつものように品格ゼロのバスルーム・ブレイクをするかどうか見てみよう。そして、本当に彼女は品格ゼロのバスルーム・ブレイクを行った」
「シャラポワはハレプのリズムを壊すためにバスルームを使った。一度インチキしたら、いつもインチキだ。ダーティな作戦だ」
「マリア・シャラポワはロッカールームに逃げ帰り、予定外の中断を経て、すごくフレッシュな様子に見える」
「シャラポワのこんなスポーツマンシップに我慢できない。不誠実さと無縁のところでやっているとは思えない。そうでしょ?」
記事では、解説者、ジャーナリスト、メディア編集長、ラジオパーソナリティ、タレントなど各分野からツイッターで発せられたシャラポワへの“怒りの声”を紹介している。ハレプは敗戦後、「彼女はいつもそうするの。想定内だわ」と語ったという。
2016年の全豪オープンでのドーピング検査で陽性となり、出場停止処分を受けたシャラポワの復帰には賛否両論がある。「妖精二世」の異名を取るウージニー・ブシャール(カナダ)は「私はそれ(シャラポワの復帰)が正しいことだとは思わない。彼女はペテン師よ。どの分野のスポーツでもペテン師はそのスポーツを2度とすべきではないと思います。正しいやり方で、真摯にプレーしている他の選手にとって、公正ではありません」と痛烈に批判。一部では永久追放を求める声も出ていた。
世界ランク2位の難敵を撃破し、2006年大会以来の全米オープン優勝に大きな一歩を踏み出したシャラポワだが、テニス界の信頼を完全に取り戻すにはまだ時間がかかりそうだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer