ウルグアイ選手の暴行騒動に海外も苦言「非の打ち所ないカナダと対照的だ」
熱戦に次ぐ熱戦で、世界に感動を届けているラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に水を差すトラブルが起きた。来日していたウルグアイ代表選手2人が13日のウェールズ戦後に熊本市内の飲食店で大暴れ。ピッチ外で起こした騒動に海外メディアも注目を寄せている。台風一過の釜石で泥掃除などボランティア活動で世界的な称賛を集めたカナダ代表と比較し、「非の打ち所がないカナダと対照的」と厳しい視線を送っている。
ウルグアイ2選手が起こした事件に海外メディアも厳しい視線
熱戦に次ぐ熱戦で、世界に感動を届けているラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に水を差すトラブルが起きた。来日していたウルグアイ代表選手2人が13日のウェールズ戦後に熊本市内の飲食店で大暴れ。ピッチ外で起こした騒動に海外メディアも注目を寄せている。台風一過の釜石で泥掃除などボランティア活動で世界的な称賛を集めたカナダ代表と比較し、「非の打ち所がないカナダと対照的」と厳しい視線を送っている。
16日(日本時間17日)に母国に帰国したウルグアイ代表。W杯を戦い抜いた選手たちは空港の到着ロビーに着くや、母国のファンから熱狂的な声援を受け、歓迎された。選手たちはカメラにポーズを取る様子を同国代表公式ツイッターも動画付きでレポートしていたが、選手2人が試合後に起こした騒動は海を越えた。
英地元紙「ガーディアン」は「ウルグアイのラグビー選手が日本のナイトクラブでの暴行容疑で警察から事情聴取を受ける」と見出しを打って報じた。プール最終戦のウェールズ戦の13-35での敗退から数時間後、選手2人が酒に酔った状態で働いたトラブルが報じられているが、4年に1度の祭典に水を差す格好となった行為となった。
記事では、ピッチ外で演じたスポーツマンシップで世界的な英雄となったカナダとの明暗をはっきりと示している。「この暴行容疑は、日本で非の打ち所のない振る舞いを続けている他のチームと対照的となっている。カナダの選手たちは先週末に、強烈な台風の上陸後、開催地のカマイシで清掃活動を手伝い、ソーシャルメディア上で称賛を集めていた」と伝えた。
各地から称賛を浴びたカナダの釜石でのボランティア活動を今大会の優等生の例に挙げていた。カナダは予定されていた最終戦が中止となり、開催地の釜石市内で泥清掃のボランティア活動に参加。大きな話題を集めた振る舞いとは対照的な行為に、海外メディアも厳しい目を向けていた。
(THE ANSWER編集部)