カナダに止まない海外称賛 20か国格付け最下位も… 釜石貢献は「喝采に値する」
釜石の泥掃除は「カナダのハイライト」
南アフリカ戦ではFLジョシュ・ラーセンが危険なチャージで退場処分となり、数的不利で戦ったカナダ。「14人に減ったあと、後半に粘りのパフォーマンスで慰めのトライがあった」と準々決勝で日本が戦う強豪相手に一矢報いたと報じられる一方で、フィールド外の活動では絶賛されている。
「カナダのハイライトは訪れた。選手たちは台風ハギビス(の被害)に伴い、掃除を行った。これに対し、彼らは相応しい喝采を受けた」と寸評では報じられている。
ナミビア戦の中止で傷心のはずのカナダだが、台風被害の釜石の市街地に登場。泥まみれになりながらも、スコップや箒を手に、民家や道路の掃除を地元の人々と行った。懸命なボランティア活動は世界中で称賛と感動を呼んでいた。
大会で白星を挙げることは叶わず、格付けでは最下位という位置付けになったが、応援を続けてきた日本への恩返しとなったボランティア活動は今大会の輝ける“レガシー”として語り継がれることになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)